おんな城主直虎 第48回「信長、浜松来たいってよ」

秀逸すぎるサブタイ

 

駿河仕置き祝いの酒席で万千代の酒癖の悪さが判明。「織田の嫡男の首を差し出させろ」とか結構キワドイこと言ってて(笑いどころなんだけど)意外とヒヤヒヤするというか。織田に対しても完全に不敬だし、家康に対しても傷抉りすぎじゃね?っていう。それを「飲み過ぎじゃの」って面倒くさそうにあしらう家康は優しい上司だよな~。万千代の絡み酒が酷くなってくると、みんなが万福に「何とかしろ」って押しつけるのめっちゃ笑った。完全にお世話係w そして見事な足払いと組み伏せ。きっと同じようなことを何度も繰り返してきているんだろうな~。信長が帰った後の宴で、万千代が「これでいいのか?」って言い出した時に、忠次がいかにも面倒くさそうに「万千代に飲ませるなって言っただろ」って言うのに対して、万福が「飲ませておりません!」って言い返すのも良かった!徳川家臣団楽しいよ~このままずっと見ていたいよ~

 

信長に宴会要員として覚えられている氏真ぼったまに笑う。そして何故か直之が相撲巡業メンバーに入っててさらに笑う。でもこの場の氏真の表情の動きが見事だった。桶狭間の仇である信長と家康に対して、武田討伐に関してのお礼を言う氏真…彼なりの戦いがここにある…んだろうなぁ。今川家という大きな重圧がなくなった今だからこそできる戦い方なんだろう。

 

予告で光秀が誰かに対して「共に信長を殺しましょうぞ」って言ってるシーンあったので、相手が誰かって思ってたけど、氏真かぁ!!まさかここで以前氏真が「人にはそれぞれの戦い方がある」って言ってた伏線回収するとはなぁ。それにしても、光秀が信長を裏切る理由が全然見えないのは意図的なのかなぁ。「あの血も涙もない男が」って言ってたけど、この作品の信長って確かに何を考えているのかは全然わからなくて不気味だけど、血も涙もないと言われるとちょっと違和感ある。光秀側にも何かドラマがあったんだろうなとは思えるけど、そのドラマまで(多分尺も足りなくて)描けてない感じはするな~。