おんな城主直虎

おんな城主直虎 第35回「蘇えりし者たち」

よかった、さすがに三週連続での鬱展開はなかった。再生と復活の物語。 政次の死のショックで死人のようだった直虎が、気賀の惨状を知って飛び起きて走り出す姿に切ない力強さを感じる。ショック療法的な効果なんだろうけど、政次の死に対抗するショックとし…

おんな城主直虎 第34回「隠し港の龍雲丸」

前回の政次の最期はツラい面もあったけど、どちらかというとドラマとしての見せ方に半ば興奮気味に「すごいものを見た」と思ってたものだけど、今回は完全に痛めつけられた上での絶望しての「すごいものを見ちまった…」だった。ある意味、あの衝撃の33話をそ…

おんな城主直虎 第33回「嫌われ政次の一生」

ひっさびさに、見終わってため息しか出ない壮絶なドラマを見た。なんかとんでもないものを見た。見終わっても全然自分の中で咀嚼できない、ものすごいものに押しつぶされたような感覚。圧倒された。打ちのめされた。 領主を追われてからの直虎が尼僧姿に戻っ…

おんな城主直虎 第32回「復活の火」

いよいよ目の前に戦の火が燃え上がり始める今回。各陣営が戦支度に勤しみ、各々の思惑で裏切ったり裏切られたりする。政次のザンバラ髪(っていうの?)姿が麗しすぎてヘンな声出そうになった。月代似合う~って思ってたけど、それ以上にザンバラ髪似合う~…

おんな城主直虎 第31回「虎松の首」

この時代、領主の家が取りつぶされたらその残党は逃げ出すものであったのか…いや、確かにそのまま居座られても扱いに困るし、農民に慕われる領主であればあるほど邪魔な存在でもあるだろうから、ある意味当たり前ではあるのだけど。そして隠れ家で早速今回の…

おんな城主直虎 第30回「潰されざる者」

久々に政次が井伊谷三人衆の前で「井伊を乗っ取ろうとしてる家老」のフリしてるの見てフフッてなる。最近井伊で直虎と深夜囲碁で充実した日々を過ごしている姿ばかり見てたので、そういえばその設定まだ生きてたんだ!?的な。大前提を思い出させてくれてあ…

おんな城主直虎 第29回「女たちの挽歌」

うぉぉぉ!しのさん!しのさんカッコいい!!頼まれた訳でもないのに、当主の奥方としての勤めを果たしているしのさん素敵!!こういう描写が一つあるだけで直虎としのさんが疑似夫婦的な関係であるというのがすごく納得できるの本当に嬉しいし上手いなぁっ…

おんな城主直虎 第28回「死の帳面」

先週、次回予告のサブタイ(デスノートってあんた…)見てひっくり返ったんだけど、見終わってみればこれまでの中でトップクラスの「サブタイが内容を表す」事例だった。だったんだけど…何度見てもこのサブタイをどう受け止めたらいいのかわからんw 一見ギャ…

おんな城主直虎 第27回「気賀を我が手に」

中村屋始め気賀の商人衆が「どうせ誰かが治めなければならないなら、せめて井伊に」と言ってくる展開。そこで一度「一晩考えさせてくれ」って言えるのが直虎の成長だよなぁ。昔だったら絶対にその場で「うむ!」って承諾して、後で政次に嫌味言われる展開だ…

おんな城主直虎 第26回「誰がために城はある」

今回のサブタイは内容をダイレクトに示してくれてありがたい!原作のヘミングウェイの方は未読なのでパロ成分があるかは謎。気賀に城が作られることになり、それによって気賀の商人たちの間でも対立が起こる。それを直虎が仲裁し、めでたしめでたし。そして…

おんな城主直虎 第25回「材木を抱いて飛べ」

高村薫要素あったか…?材木を抱いて飛ぶ要素あったか…?ただ、龍雲丸が船で疾走するシーンは壮大で「抱いて飛ぶ」と言われたら納得するようなそうでもないような…わからん。 龍雲丸が尼小僧様を話題に出された時のこそばゆい据わりの悪い感じがなんともムズ…

おんな城主直虎 第24回「さよならだけが人生か?」

いきなり副題で井伏鱒二にケンカ売っちゃうのすごい。いや、わかってる。題名パロディなんだからこうならざるを得ないのはもちろんわかってる。たけの里下がりとそのオチに引っかけた題名だよね。冒頭の龍雲丸が去って行くのも含まれてるのかも。龍雲丸もま…

おんな城主直虎 第23回「盗賊は二度仏を盗む」

第21回からの龍雲丸編が一段落という感じなのかな。副題は「郵便配達は二度ベルを鳴らす」からだと思うけど、艶っぽい展開というよりはミステリ的な小細工を楽しむ回かなぁ。なんていうか、大河っぽくないというか、木曜時代劇っぽいというか、キャラ重視な…

おんな城主直虎 第22回「虎と龍」

この副題は何から来てるんだろうなぁ…良くありがちなやつなので、コレといった元ネタというよりは、このタイプという感じのざっくりした感じなのかもしれん。 今回は乙女ゲー回に見せかけて、結構内容が社会派だった。いや、いつもそうか。これまでのムラ社…

おんな城主直虎 第21回「ぬしの名は」

これまた攻めてる副題来たなー。最後に句点がないのはさすがにやり過ぎだと思ったのか、昔のラジオドラマの方からのパロディってことなのか。 「スリに財布を盗まれる→盗賊もびっくりするほどしぶとく追いかけて最終的に捕まる→身代金の要求のネタにされる」…

おんな城主直虎 第20回「第三の女」

副題の元ネタはクリスティの「第三の女」だと思うけど、インスパイアされる内容ではなかったような…?私が第三の女の内容を良く覚えていないせいもあるけど。もしかして副題はなんとなくそれっぽければいいのか。今回で言えば、高瀬が第三の女であり、その母…

おんな城主直虎 第19回「罪と罰」

副題はそのままだなー。次回の副題も「第三の女」だったし、ここ二つそのまま引っ張ってくるのが続くらしい。 目付役の近藤康用(やすもち)に井伊の民が木材泥棒をしたと因縁を付けられて直虎が逆ギレして一触即発になり、山狩りをして捕まえてみると旅の男…

おんな城主直虎 第18回「あるいは裏切りという名の鶴」

すげー厨二っぽい副題。ハードボイルドっぽいなーと思ったら案の定フランス映画でノワールものらしい…ノワール…苦手なやつだ…。 今回は何と言っても政次と直虎の対峙のシーンが秀逸だったし、そこに行きつくまでの流れもめちゃくちゃ良かった。それまで型を…

おんな城主直虎 第17回「消された種子島」

何かこんな題名のミステリありそうだなぁと思いながらも、ピンと来るものは思い浮かばなかった。ホームズとかに散々「消された~」とかありそうだなぁと思いつつ。 今回は小休止的というかいろいろ伏線仕込んでる回というか子役すげー回というか。虎松役の子…

おんな城主直虎 第16回「綿毛の案」

副題がパロディになってることは知ってたけど、綿毛の案…赤毛のアン…これって内容も微妙にリンクしてるんだろうか。赤毛のアンってちゃんと読んだことないからなぁ。本編はというと、またものごっつぅ地味~な内容をどえらい面白い話にしてきたなーという印…

おんな城主直虎 第15回「おんな城主VSおんな大名」

今回もすっごい面白かった!6回目まで「面白い予感はするけどまだ実際に面白くはないな」って思ってたけど、7回の検地の話から毎週うなぎ上りに面白い。 案の定中野直之がデレた!安定のテンプレ過ぎるデレっぷりにニヤニヤが止まらない~。百姓の言葉にハ…

おんな城主直虎 第14回「徳政令のゆくえ」

徳政令って日本史で習ったけど、歴史っていうより経済学だよね…いまだに徳政令を出すことの具体的なデメリットがよくわからん。昔、徳政令の制度を知ったときに領主権限で借金踏み倒せるなら、踏み倒せばいいじゃんって思ったことを思い出した。徳政令を出す…

おんな城主直虎 第13回「城主はつらいよ」

ちゃかした感じのサブタイトルとコメディタッチの作劇でぼやかされてるけど、井伊家の状況が詰みすぎてて真顔になるしかない。オンナには従いたくないと大声で言う家臣。「但馬よりはマシ」という理由のみでしぶしぶ従う家臣。そして、領主としての才覚を全…

おんな城主直虎 第12回「おんな城主直虎」

小野政次が完全に父政直と同化しちゃったかのような演技でびっくりした。吹越満をここまで感じさせる高橋一生ってすごい。しかし、完全に道を違えたように見える次郎と政次だけど、思った以上に政次を見ててしんどくなかったのが自分でも不思議だった。前回…

おんな城主直虎 第11回「さらば愛しき人よ」

アバンのイケメンが石川数正って名乗って「えぇっ!?」となる真田丸ファン。イケメン!イケメンな石川数正!真田丸では石川数正の離反の理由がすごく曖昧で物足りない描写だったけど、今回瀬名姫を救出することを熱心に元康に働きかけたのが石川数正ってい…

おんな城主直虎 第10回「走れ竜宮小僧」

先週のラストの政次の「奥山殿を斬ってしまった…」で今後政次がどれだけ苦労するのかと一週間ヤキモキしてたのに、導入で直親による華麗な推理が披露されて、あっさり真相発覚して気が抜ける。奥山は直親にとって義理の父でもあるのだけど、感情に流されずに…

おんな城主直虎 第9回「桶狭間に死す」

アバンで桶狭間終了。信長の存在どころか、義元の討ち死にシーンすらない、なんともあっけない桶狭間だったことよ。でも水たまりに落ちた扇が象徴的だった。次郎にとっての桶狭間は正にこういう状態だったってことなんだろうな。真田丸でも関ヶ原がほぼ描写…

おんな城主直虎 第8回「赤ちゃんはまだか」

エンジンかかってきたなー。今週も面白かった! 先週は直親と政次がベースの話だったけど、今週は女性陣のドタバタ風の、でも実は結構エグい内容だったと思う。お世継ぎ問題、側室問題がこんなにも前面に出されて語られることが今までの大河であっただろうか…

おんな城主直虎 第7回「検地がやってきた」

一気に話が動き始めて、俄然面白くなってきた~! 先週ビンビンに感じていた直親への違和感が一気に爆発して「うっわ、やっぱり爽やかイケメンの皮を被ったクズだった~!」と判明した今回。ただ、クズなんだけどある意味ダークな魅力も漏れ出ているクズなの…

おんな城主直虎 第6回「初恋の別れ道」

甘酸っぱいサブタイの割に、内容は結構エグいというか、不穏というか。次郎のあれは「恋」だったんだろうかと疑問に思いつつ、まぁそれ以外に言いようがないのも確か…なのかなぁ。相変わらず直親が聞き分け良すぎて不気味。 直親が「自分と添い遂げるために…